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福山・駅家/スサノオ神社から島根・出雲大社境内/スサ社へ
出雲大社は、オオクニヌシ命が鎮座されていますが、江戸時代まではお父さんのスサノオ命が主神だったそうです。このお二人は、出雲神話の主人公たちですから、主も従もないでしょう。
ところが、福山・駅家にスサノオ神社があって、ここからスサノオ命は京へのぼられ、いまの八坂神社の主神となったという神話があります。京都祇園祭の神様というわけです。出雲のスサノオ命と、備後のスサノオ命は同じでなはい?のかも。そんな訳を尋ねるってことではないのですが、ツリーングの無事を祈願して、無事であればお礼にお参りしようかなと、スタート・フィニッシュを決めたのです。
 昔道・田舎道
 自転車で、イヤなものは、一番がパンクですが、私は自転車屋ですから、パンクはしかたない!とおもえるのです。もっとイヤなのは幹線道路のトンネルです。あの後からせまってくる恐竜の泣き声のような音にビクビクです。またいい調子のペースを止める信号も。それで、このコースにはトンネルと信号がない選択をしました。またこの条件を満足して、まだおつりがくるのが古道です。車が少なくて、九十九はゆっくり高度とってくれて、それにすぐそばに民家のお花畑や、真っ青な田んぼや、自転車と伴走してくれるトンボや、道しるべの独立樹。
幾万の山々のなかから百名山があるように、ここスッゲって古道は名道でしょう。かってに、また地元で、ネーミングされています。機会があったら、走ってみてほしい道の連続です。
お勧めの道は地図で黄色のラインをいれてます。
 旅の宿
 ある日、東城から道後山へ幹線道を北上していると、旧道との分岐にであいました。そこに「大正旅館」とカンバンがあります。ベージュに茶の文字で、オシャレに感じました。そのあたりは郵便局があるだけの、そして旧道に数軒の民家と、なぜか幹線道から離れたガソリンスタンドの、なにか昔ここに何かあった?と思わせる場所です。その中央に木造二階建ての「大正旅館」がみえます。ガラス戸ごしに覗いても、営業されてるかどうか?とおもったものです。廃業されたにしては、カンバンがイケテいます。
この「夏走り」を思いついたのも、もしあの旅館に宿泊できれば、なんとか中国山地を越えられると。そこで、ある日訪ねてみました。ちいさなおばさんが「うちでいいなら」とOKでました。その宿をご紹介します。
 大正旅館
 コース紹介
駅家のスサノオ神社から服部池を経由して坂瀬川へ。
国道を渡って、山野渓谷から猿鳴峡を北上。国道手前から仙養原の登坂。高山道と呼ばれた古道で油木町へ
油木の町から西へ。帝釈川に切り込まれた台地をぬって走る。
神龍湖から北上します。西城へ古い峠の長いくだり。町にはいるとJRぞいに北上。国道との交差点から熊野神社参道へ。
⑤西城の町北上、熊野神社鳥居をくぐって比和へ。越原のスキー場まえをとおり、吾妻山へ。下って県境を越える。
⑥比婆山を下ると大馬木に。新しい車道で出雲八川横田から木次線沿いに亀嵩へ
⑦亀嵩から八代・佐白、八頭峠から幹線道をはずれて下り、木次線沿いに東へ。川井峠トップから左折して西阿用を下る。
⑧大東町から流れる赤川沿いに下る。加茂のJR駅から線路沿いに。R54に出て宍道の町へ。R9から簸川へ。
⑨簸川平野をたどる
⑩簸川から出雲山手往還へ
福山・駅家・スサノオ神社- 坂瀬川
   
駅家・スサノオ神社
 駅家古道
 
見えにくいですが神子原の地図にある神社です。この集落は廃村になっています。
数軒の集落の屋根が道の下に見えます。面白いのはこの集落の北と南に小さな社が
道ぞいにあります。この社に新しい御幣がかけてあります。だれかお守りされてるのでしょう。

神子原道と、かってに名づけしました。
 
 山野渓谷・猿鳴峡から神石高原・油木町へ
   
 
 神子原から坂瀬川のR182に交差。
国道を100mほど北上。すぐ左の登りへ。
 
矢川河畔の下り道
 
井関の古峠の分岐にはお地蔵様がおられます。ここを右へ。 
   
昔、高山道・コウヤミチと呼ばれた古道。油木の町に入る所に
西行が歌を読んだ御堂があります。
 油木から帝釈川にそって北上。
   
天神の独立樹
 
吉備津宮と八幡神社は千年杉の森の中にあり、古道はここをぬけています。
 
 
   
 
屋根の向こうにガードレールがみえます。この高度差があります。
 
交差点にカンバンがちゃんとあります。古道いりくんでますが、
大丈夫です。
 
道幅は車の離合がやっとです。
 
ここがキツカッタ!
   
   
 神龍湖から西へ
 
始終の廃校
 
幹線道から、川向こうの郵便局を見つけてください。その横の道へ
 
始終の廃校(写真)の手前の谷に入ります。自然歩道の表示のカンバンが目印です。
  
 
   
 ⑤西城の町北上、熊野神社鳥居をくぐって比和へ。越原のスキー場まえをとおり、吾妻山へ。下って県境を越える。
   
 比婆山遠望
 ⑥比婆山を下ると大馬木に。新しい車道で出雲八川横田から木次線沿いに亀嵩へ
  砂の器」の放浪する親子はこの道を通って、亀嵩に現れたと、かってに信じてます。だから砂の器道です。
 
   
 ⑦亀嵩から八代・佐白、八頭峠から幹線道をはずれて下り、木次線沿いに東へ。川井峠トップから左折して西阿用を下る。
  佐世の神社は、風土記でスサノオが踊ったとある。
  「砂の器」の映画のロケは八代だったそうで、町並みにある和菓子店はおいしいです。 こぶし街道は川沿いのJRと併走する古道です。名は地元がそう名付けています。早春はきれいです。西阿用の下りはほぼ直線。ありがたい設定です。

こぶし街道

西阿用の道。スサノオ踊道と名付けました。踊りたくなる直線ダウウンヒルです。
   
 ⑧大東町から流れる赤川沿いに下る。加茂のJR駅から線路沿いに。R54に出て宍道の町へ。R9から簸川へ。
 
赤川沿いの大きな木、きになる木。 

加茂の町は静かな風情があります。出雲の穴場ですよ。
 
宍道の町へ入り左折。R45の高架下をぬけます。

伊志見の一里塚の点滅信号でR9横断
古い簸川が残ってます。 
 
簸川平野はアミダクジです。
  
 R9国道を信号ナシで横断は厳しい条件です。点滅信号でヨシ
とするのも良いのですが、出雲空港への連絡道の立体交差橋へ住宅地をぬけて、クリヤーするのも、おかしなこだわりでしかナイですか!。上の地図には、この立体交差
は記載されてません。
   
 ⑨簸川平野をたどる
   
疎水をトレースしながら。西へ。



いよいよ斐伊川の本流に近づくと、田んぼの中にある鳥屋社
を探してください。
 
 斐伊川にかかる沈下橋  一畑電車「かわと」駅の向こうに信号
 ⑩簸川から出雲山手往還へ
   
出雲大社はいま解体修理されています。スサノオのおられる素鵞社にはゆけません。
 出雲大社山手往還道  出雲大社山手往還道
 出雲大社山手往還道  出雲大社山手往還道
 出雲大社山手往還道  出雲大社境内東門
 

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